北京を訪問中のボルトン米國務次官(軍備管理?安全保障擔當)は2月16日、在中米國大使館で記者會見を開き、第2回6カ國協議に関する米國側の立場を説明した。
ボルトン國務次官は「米國側は、朝鮮に対して『完全、確認可能かつ不可逆な形』で核計畫を放棄するよう求める立場だ」と説明。ブッシュ米大統領がこのほど打ち出した朝鮮への安全保障を実施するには、こうした前提が必要との見解を示した。
さらにボルトン國務次官は、「第2回6カ國協議を控え、米國の立場には、新たな変化はまったくない。米國側の代表は來週北京を訪問し、會談に參加する予定だ」と強調した。
同協議の見通しについては「楽観も悲観もしない」としたうえで、「米朝雙方に討論すべき問題が多い」と表明した。
「人民網日本語版」2004年2月17日