韓國の潘基文外交通商相は9日の定例記者會見で、朝鮮半島の核問題をめぐる第4回6カ國協議について次のようにコメントした。
協議の第1段階で共同文書を完全に通すことはできなかったが、朝鮮半島の非核化という目標を再度確認し、各國は協議の目標と原則を盛り込んだ共同文書の作成で合意した。また、具體的な意見において各國がいくらか近づいた。やはり協議には成果があったといえる。
最終段階で核放棄の範囲と核平和利用の権利をめぐる問題で、かなりの対立が現れた。このため韓國は米國や中國と協議を順調に進めるために努力するとともに、朝鮮と米國の緊密な接觸の維持に盡力し、問題の解決に向けたさまざまな方法を全力で模索している。韓國はこのために、創造的なプランを積極的に打ち出し、必要時には朝鮮と米國への説得を進め、積極的な役割を発揮していく。
「人民網日本語版」2005年8月10日