外交部ウェブサイトの情報によると、日本の在大阪中國総領事館で23日、中國人民抗日戦爭と世界反ファシズム戦爭の勝利60周年を記念する座談會が開かれ、京都、大阪、神戸、滋賀などから中國人留學生ら30人余りが出席した。留學生らは座談會で、ファシズムによって発動された60年前の侵略戦爭を強く非難するとともに、歴史を心に刻み、過去を忘れず、伝統を継承し、平和を大切にし、未來を切り開いていくという考えを表明した。
留學生らは、日本での勉強、仕事、生活に関する経験と重ね合わせながら、中日両國の歴史と発展をふり返った。出席者は、「中國の人民は60年前、共産黨の指導により日本の軍國主義との間で14年にわたり展開した、正義と悪が死闘する戦爭の中で、鮮血と命を捧げて人類の尊厳を守り、世界平和を勝ち取った。今、この得がたい平和を十分大切にしなければならない。中國はまだ発展途上國であり、一部の地域はまだかなり立ち後れている。中國が発展するには、平和の道を歩む必要がある。」という考えで一致した。
「人民網日本語版」2005年8月24日