中國広西チワン族自治區政府の高官である劉奇葆氏はこのほど、「中國とASEAN諸國を含む汎北部灣経済地區は巨大な開発潛在力を持ち、市場の前途はたいへん明るい」と語った。
中國広西チワン族自治區は中國の西南部にあり、ASEAN諸國と接している。劉奇葆氏はこのほど南寧で記者のインタビューに答え、「相互投資の増加や貿易障壁の減少により、中國とASEAN諸國の投資規模や投資分野は絶えず拡大している。ASEAN諸國に対し、中國は農業や漁業における技術的な優位性を持つ一方、インドネシアや、ブルネイ、ベトナム、フィリピンなどの國は豊かな鉱産資源を持っており、協力できる可能性は大きい」と語った。
汎北部灣地區というのは中國やベトナム、それに、海を隔てて隣り合っているマレーシア、シンガポール、インドネシア、フィリピンとブルネイなどの國を含んでいる。
「CRI」より2007年1月19日