米國最大の自動車會社、ゼネラル?モーターズ（ＧＭ）は今、崖っぷちに追い込まれている。格付機(jī)関などによると、ＧＭ破産の確率は70%にまで高まっているという。経済危機(jī)の泥沼にはまったＧＭは18日、アカデミー賞へのスポンサーを降りることを発表した。ＧＭはこれまでアカデミー賞へのスポンサーを10年以上務(wù)め、スポンサー料は合計(jì)1億ドル以上にのぼっていた。
現(xiàn)在ＧＭが直面する最大の危機(jī)は、巨額の債務(wù)だ。ＧＭは17日、米政府に再建計(jì)畫を提出、166億ドルの追加支援を求めた。これまでの融資などをあわせると、ＧＭが政府から獲得した支援総額は300億ドルに達(dá)する勢いだ。ＧＭは政府から新しく資金が提供されなければ、今年3月には資金が底をつく可能性があるとしている。
再建計(jì)畫の中でＧＭは、さらに工場を閉鎖し、今年中に4萬7千人のポストを削減、コストを下げることを発表した。
しかし、アナリストと債権者はこの報(bào)告に楽観的ではない。彼らは、ＧＭがさらに資金を獲得したとしても、新しい株式を発行することで約280億ドルの債務(wù)を返済することになるだろうと見ており、債権者は、このことがＧＭを弱體化させ、再建が不可能になることを心配している。さらに政府とＧＭが結(jié)んだ協(xié)議によると、3月31日までに損失を利益に転じさせる兆候が見えなければ、米國財(cái)政部は融資した資金を回収、もしくは破産を要求する権限がある。
このため、期限となる3月31日の5週間前、ＧＭは債権者、労働組合、財(cái)政部と3つの重要な交渉を行うが、巨額の債務(wù)は交渉の中で避けられないメイントピックとなるだろう。これらの交渉のうち、1つでも失敗すれば、ＧＭの破産を招く恐れがある。
「人民網(wǎng)日本語版」 2009年2月23日 |
