中國初のスポンサーとして、70年余りの歴史を持つサッカーワールドカップ(W杯)に広告を載せた民営ソーラー企業?中國英利?。広告掲載後、同社の評価は一気に上がり、W杯を機に全世界に進出する意気込みにあふれている。
スポンサー料は約2億元
苗連生取締役會長
中國河北省で1番の富豪である英利の苗連生取締役會長によると、1987年に創設された?英利?の本部は河北省保定市にあり、主にソーラーなど新エネルギーの開発に力を入れている。業務の90%以上が海外事業であるため、この大手企業を知る中國人は非常に少ない。
苗連生氏によると、金融危機の影響により、ある企業はW杯協賛の計畫を取りやめた。また、國際サッカー連盟(FIFA)はグリーンエネルギー分野の発展を目指しているため、早くも2006年にW杯と提攜し始めた?英利?はこの千載一遇のチャンスを摑むことができた。今年2月3日、?英利?はW杯の公式スポンサーになることを発表した。関係者によると、?英利?のスポンサー料は約2億元だという。