中國自動車工業協會の統計によると、1月から7月までの中國の自動車の生産?販売臺數はそれぞれ1021萬3100臺と1026萬200臺(香港?マカオ?臺灣は含まない)で、前年同期比43.64%と42.65%増加した。自動車の輸出も徐々に回復してきている。しかし7月の自動車の生産?販売臺數はそれぞれ128萬5800臺と124萬4000臺で、6月を7.54%と11.90%下回った。自動車の固定資産投資は比較的高い伸びを維持し、業界全體の経済効果も好調が続いている。
7、8月は自動車の生産?販売臺數が落ち込む時期で、例年この時期になると売れ行きが低迷する。1-7月はどの車種も生産?販売臺數を伸ばし、乗用車の増加ペースが商用車をやや上回った。乗用車の生産?販売臺數はそれぞれ前年同期比45.57%増の767萬4600臺と42.82%増の766萬7000臺、うちミニバンとSUVはいずれも倍増、セダンと小型バンも生産?販売臺數を30%以上伸ばした。乗用車は上半期の追い風を受け、40%以上の伸びをみせ、中國の乗用車市場が大きな成長の可能性を有していることを示した。
中國自動車工業協會が発表した1-7月の自動車輸出臺數は前年同期比75.33%増の28萬8900臺。上半期の全國の自動車製品の輸出入総額は83.92%増の506億6300萬ドル、うち輸入額は1.3倍の272億1800萬ドル、輸出額は50.24%増の234億4500萬ドル。上半期の輸出入は37億7300萬ドルの入超となった。
「人民網日本語版」2010年8月11日