第3回中日経済ハイレベル対話が28日、北京市で行われた。両國は経済復興対策、二國間の互恵協力、世界規模?地域規模での協力という3つのテーマをめぐって意見を交換し、両國の経済協力のマクロ性、戦略性、長期性に関する項目を重點的に話し合い、重要な共通認識に達した。これは中日の戦略的互恵関係を全面的に実施する上で重要な構成要素になる。
両國間の最高レベルの経済協力メカニズムとして、同対話は2007年にスタートした。実のところ、1980年代にはすでに毎年一度、両國回り持ちでの閣僚級會議が開催されており、日本側はこれを中日閣僚會議と呼び、両國関係の発展で重要な役割を果たしてきた。両國が隣國として、またアジアの大國として、相互利益の協力を強化する必要があることは今も変わらない。新たな情勢の下で、両國では協力への意欲が高まっており、協力分野は拡大し、協力の質も高まっている。