全國政治協商會議の何厚カ副主席はこのほど、澳門(マカオ)特別行政區の政協委員のグループ討論に參加した際、第12次五カ年計畫(2011-15年、十二五)計畫は澳門により大きな発展の可能性を運ぶことになるとの見方を示した。
何副主席によると、澳門政府は今後チャンスを十分に利用して、大陸部とより緊密な関係をうち立て、澳門が経済の適度な多元化を推進するためのより大きな可能性とより高いステップを提供することになるという。
何副主席は、全國政治協商會議は香港特別行政區や澳門の政治協商委員たちがこれまで行ってきた活動に対して高い評価を與え、大いに賛同しているとの見方を示すとともに、香港?澳門の政治協商委員がそれぞれの地元での活動の中でふさわしい役割を発揮するようにと述べた。また委員たちが未來において新たな貢獻と努力を行うことを願うと述べた。
何副主席の指摘によると、十二五は世界的な観光レジャーセンターとしての澳門の位置づけを明確にしている。澳門はこのチャンスを十分に利用して、広く人材を集める必要があり、獨自に人材を育成するだけでなく、澳門の実際の情況に基づいて外から人材を吸収することも必要になる。また委員たちが行政區に協力してこうした問題を適切に処理し、課題に対処することが望ましい。問題の解決策を策定するだけでなく、未來の発展の道のりで遭遇する困難を引き受けることも政治協商委員の責任だという。
*カ:「金偏」に「華」
「人民網日本語版」2011年3月9日