文=漢王科學技術會社取締役 劉迎建
放射性物質漏えいなど二次災害の影響が日本社會で拡大し、日本経済の今後を懸念する聲が高まっている。日本が「崩壊の十年」に突入したという悲観的な聲さえ叫ばれるようになった。しかし、災害の中で日本企業の企業精神をたびたび目にしたことにより、記者は次のように考えるようになった。日本経済は短期間の間に回復する。
中日の出版業者が開催する「中國コンテンツビジネス?カンファレンス」が3月14日東京で行われた。予定はすでに決定していたが、地震により開催が危ぶまれた。中國人が予定通り開催されるのかと心配している一方で、日本側は會議を予定通り開催すると決定し、我々中國人は余震の収まらぬ日本に向かうことになった。
成田空港に著いたときには、福島第一原発2號機が爆発を起こしていた。テレビには爆発の様子が何度も報道され、多くの外國人が帰國しようと空港に集まっていた。日本の責任者に放射性物質漏えいに関して感想をきくと、その責任者は「ここは日本で、日本は私たちの家です。私たちは何としてでも家を守っていかないといけません。」と話した。
14日、東京は比較的平穏だった。日本政府が停電を通知したことで、交通システムは半分麻痺狀態に陥っていた。しかし、両國の出版業者は予定通り會議に參加し、日本の出版関係者は歩きや自転車で會場を訪れていた。4時間もかけて會場にたどり著いた人の姿に感動的であり、日本の中國企業に対する関心の高さを表す出來事であった。