連日の高溫で、東京を中心とする日本の首都圏と関東地方で電力使用ピークを迎えているが電力供給は限界に接近していることが、日本政府を悩ませている。東京電力は電気使用制限計畫を7月1日から前倒ししで実施することが強いられた。
東京北部の埼玉県熊谷市の24日の最高気溫が39.8度%に達し、6月の気溫として日本観測史上の最高記録を更新した。同日、東京電力管內の電力使用量は最大4389萬キロワットに達し、4790萬キロワットの最大電力供給量に接近したという。
東京電力は、エアコンの大量使用が電力使用量の急上昇を招いたと指摘している。安全面から、電力供給能力が3~5%の余裕を持つことが必要であるため、東京電力は電気使用制限計畫を7月1日から前倒しして実施することを決定した。これにより、鉄道會社以外、すべての大口電気使用企業者や企業が15%節電しなければならないことになる。
東日本大震災の被災地にある東北電力も同様な措置をとると見られる。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2011年6月27日