ベトナムでは、大型の豪華観光バスや中型バス、小都市での利用に適するマイクロバスが自動車市場の新たな拡大ポイントとなっている。鄭州のバス製造會社?宇通客車の海外市場部責任者は「ベトナムでは毎年、大中型バスの需要が6000臺前後ある。これは私たちにとって、潛在市場のひとつといえる數字だ」と述べている。ミャンマーなどASEAN諸國の家庭用乗用車の需要は高まり始めたところだが、同國に乗用車の生産工場がないことから、自動車市場はこれまで中古車が主だった。奇瑞國際汽車ASEAN地區総経理の孟濤氏は、「ミャンマーの経済狀況が好転するにつれ、ミャンマー経済は急速な発展段階に入るとみられる。そのため自動車市場は巨大な潛在力を秘めており、中國の自動車業界にとっては大きなチャンスのひとつと言える」と語る。
中國自動車製品は數十年の発展を経て、品質や性能を大幅に向上させた。一部の商品の品質は、ドイツやアメリカ、日本に匹敵しながらも、価格面では大幅に下回ることから、ASEANの消費者への訴求力は高い。
東風柳州汽車(東風柳汽)は、中國國內自動車メーカーによるASEAN開拓の縮図と言える。同社は現在ベトナム、ミャンマー、フィリピン、インドネシアに40の営業拠點を持ち、33のサービスセンタと25の部品センターを有する。2010年1-11月の間に、ミャンマーへはワゴン車の「風行菱智」を200臺、ベトナムへは商用車を600臺以上販売した。フィリピン、インドネシア、ミャンマーでは好評で、総売り上げは2000萬米ドル以上に上っている。
業界関係者は中國の自動車メーカーに対し、オリジナルブランドの國際競爭力を伸ばし、研究開発能力とアフターサービス網を強化する一方で、新製品と新技術を絶えず開発し、製品の國際適応力を強化するよう提言している。
「人民網日本語版」2011年7月4日