「擔保難、資金調達難」は、長期にわたって中小企業(yè)の発展を妨げ、制約してきた。今年6月末現(xiàn)在、貸付金殘高がある小企業(yè)は約3萬7000社で、上海の小企業(yè)のわずか10分の1にとどまった。上海市の関係機関によると、同市は「3つの10億元」と「3つの措置」で中小企業(yè)、特に科學技術分野の中小企業(yè)の急成長をバックアップする方向で進めている。

上海市政府副秘書長、市財政局局長の蔣卓慶氏の説明によると、「3つの10億元」の1つ目は、10億元規(guī)模の市レベルの財政特別資金を設立することだ。2つ目は、10億元規(guī)模の科學技術の信用リスク補償財政特別資金を設立すること。3つ目は、市レベルの財政と市の國有投資會社の共同出資で10億元規(guī)模の投資特別資金を設立することである。

また、「3つの10億元」の効果を最大限に発揮するため、市政府は次の関連措置を打ち出した。市級財政から區(qū)?県財政への移転支出において、區(qū)?県政府が中小企業(yè)の資金調達に対する支援を強化するための資金を開ける。小額融資會社への財政支援を強化し、國有資本、民間資本など各種の資本が小額融資會社の設立に積極的に參與できるよう奨勵し、上海の小額融資會社の規(guī)模を現(xiàn)在の64社から100社に増やし、年間貸付額を約350億元にする。そのほか、超小規(guī)模の會社の財務が不透明なために銀行が貸し渋るという狀況に対し、政府は會計事務所から會計監(jiān)査サービスを購入し、小企業(yè)の財務諸表の統(tǒng)一を支援するなど、中小企業(yè)の資金調達に有効な方法を積極的にとっていく。

「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」2011年9月7日