大連市政府は10日記者會見を開き、國務院が先ごろ、通関港である大連長興島港の対外開放を認可したと発表した。
それによると、今回認可された長興島港の開放バースは計68で、公共港區とSTX港區に完成済みの13バースと第12次5カ年計畫(2011~15年)中に建設予定の55バースが含まれる。同時に稅関、出入國検査検疫局、海事局、出入國審査所などの業務機関の設置も認可された。
大連長興島臨海工業區管理委員會の李長順副主任は、通関港?長興島港の対外開放は長興島の開発が新たな段階に入ったことを示すもので、長興島地區のイメージ向上、國際?國內生産要素の集積促進、遼寧の沿海経済帯発展戦略の実施、大連の新たな経済成長極の構築、遼寧ひいては東北舊工業地帯の全面振興の実現に重要な意義があると語った。
大連長興島臨海工業區は遼東半島西側中部、渤海東岸に位置し、長興島、西中島、鳳鳴島、交流島、駱駝島の五つの島で構成され、計畫総面積502平方?。2005年11月に開発が正式にスタートした。
この5年余り、內資?外資プロジェクトが急速に進出し、石油化學、造船?海洋エンジニアリング、裝置製造、港灣物流の4大主導産業で、計155のプロジェクトの契約が締結され、総投資額は3500億元(1元=約12円)余りに上っている。市街區、産業區、港灣區の3區が連動した空間配置が初歩的に形成され、従來の漁村から近代的都市へ転換する最初の跳躍を踏み出した。
2009年7月、大連長興島臨海工業區は遼寧沿海経済帯に付隨して國家戦略に格上げされた。2010年4月、國務院は國家級経済技術開発區への格上げを承認した。同年6月、遼寧省共産黨委員會、省政府は長興島に遼寧省の総合改革試験區を設置することを決定した。
(新華網日本語)より 2011年9月11日