米外食大手ヤム?ブランズは9日、中國式鍋料理チェーン大手「小肥羊」の買収計畫を中國商務(wù)部が承認(rèn)したと発表した。株主の承認(rèn)が得られれば、「ケンタッキー?フライド?チキン」や「ピザハット」などファーストフードチェーンを手掛けるヤムが中國式鍋料理の分野に參入することになる。中國紙、北京晨報が伝えた。
ヤムは7日、中國商務(wù)部の獨占禁止法に基づく審査を通過、株主の承認(rèn)決議などを前提條件とする「債務(wù)整理計畫(スキーム?オブ?アレンジメント)」の方式で買収を?qū)g施する。同社は現(xiàn)在、小肥羊の株式約27.2%を保有しており、93.2%株の取得に向けて1株當(dāng)たり現(xiàn)金6.5香港ドルでの買収を株主に提示している。買収後、小肥羊の張鋼?創(chuàng)業(yè)者兼主席と陳洪凱?非執(zhí)行取締役が引き続き小肥羊の株主として経営を監(jiān)督する。
外資の中國大手企業(yè)買収をめぐっては、2009年に米コカ?コーラによる飲料大手「匯源果汁」の買収が審査で認(rèn)められなかった例があり、ヤムによる今回の買収の審査結(jié)果が注目されていた。今回の買収は中國の飲食市場の獨占になるとの見方もあり、先月26日には商務(wù)部が中國の獨占禁止法に基づく審査の期間を60日延長するとしていた。
買収計畫の承認(rèn)を受け、小肥羊(00968.HK)の株価は9日、15..9%高の6.37香港ドルで高値引けした。
「人民網(wǎng)日本語版」2011年11月11日