「政冷経熱」は中日関係の乖離を反映
一方で、密接な経済関係が両國関係の破綻がないことを保証しているのは確かである。中日両國がこれほどに密接な経済?貿(mào)易関係を維持している以上、両國関係が破綻する局面を望む人もいないだろう。
しかし、経済関係の緊密化と同時(shí)に両國間の政治的不信も増している。日本は中國との経済関係に「ブーメラン効果」が現(xiàn)れることを十分に警戒している。つまり、日本が中國に持ち込んだ技術(shù)で中國が市場(chǎng)を占領(lǐng)し、自身に損失が及ぶことを懸念しているのである。
東日本大震災(zāi)以後、日本は一部の研究拠點(diǎn)を海外に移転し始め、オーストラリアやインドなどと協(xié)力関係を結(jié)んでいるが、中國を意図的に避けている。そのほか、日本は中國の速い経済成長に巻き込まれることを懸念している。これらも政治的摩擦が一因なのである。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」 2011年12月6日