中國の雇用を統括する人力資源社會保障部のスポークスマンである尹成基氏は、20日の記者會見で2012年都市部の就業希望労働力は2500萬人に達し、“十一?五”( 第11次五カ年計畫、2006~2010年)期間の年間平均を100萬人上回り、就業狀況は依然として厳しいと発表した。
昨年、中國では都市部で新規に1221萬人が就業し、これまでで最多を更新した。だが、2012年の就業狀況は依然として厳しい。まず、雇用と就業の數的な矛盾と構造的な矛盾が非常に大きい。2012年、都市部で雇用を希望する労働力は2500萬人で第11次五カ年計畫の時期に比べ、年間約100萬人以上増加している。うち、大卒者は680萬人と21世紀初の6倍以上増えている。
このほか、構造的な矛盾も突出し、雇用難と就業難が共存している。技術者だけでなく、単純技術労働者も不足している。データによれば、このような就業難と雇用難が共存する現象は徐々に常態化しつつあるという。しかも沿海地域から內陸部へとこの傾向が蔓延しつつある。各階層の人力資源社會保障部門はしっかりと変化動向に注目し、就業のインとアウトのマッチングを図ることで、短期的な問題をそのつど解決している。
同時に、不透明な経済狀況が就業にも大きな影響を與えている。2012年、國內外の経済先行きの不確定要素がおそらく就業にも影を落とすだろう。
尹成基氏は、「厳しい雇用狀況に対し、人力資源社會保障部はこれからも中國共産黨中央、國務院の擔當部署と連攜し、斷固として就業優先戦略をしっかりと実施し、よりよい積極的な雇用政策を実施していき、雇用促進を業務の中心中の中核として促進して、効果的な措置をとりながら、中國政府が決定した各項目の雇用目標を達成するべく、全國の雇用傾向の基本的な安定を維持していく?!工日Zった。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2012年1月21日