雇用問題解決が優先課題
人力資源?社會保障部の関係者によると、「雇用促進計畫」の重要な點は、「雇用の優先」を第12次5カ年計畫の目標として明確に掲げたことにあるという。
同計畫は、雇用の拡大、雇用構造の改善、失業の防止、ヒューマンリソースの開発、人材市場の整備、労働者権益の保障など6つの分野に関して、具體的な市場を出した。主要な目標としては、「都市部で4500萬人の雇用創出を実現する」、「農業余剰労働力4000萬人の転職を促進する」「都市登録失業率を5%以內に抑制する」「専門技術をもつ人材を6800萬人にする」などがあげられている。特に、雇用の創造と失業率の抑制などは政府の総合審査システムに組み込まれた。これは「雇用の優先」が政府によって約束されたことを意味している。
また、同計畫は、第12次5カ年計畫期間中に、正常な所得上昇メカニズムを構築し、労働者の給與水準を合理的に引き上げるとし、最低賃金の年平均増加率を「13%以上」にすると明記した。
そのほか、同計畫は、雇用促進に向けた主要任務?施策8項目を具體的に示した。また、「新卒者雇用促進計畫」、「公共の就職および人材サービス行動計畫」、「調和のとれた労使関係構築など若干の業務計畫」、「人的資源開発」など重要プロジェクトに関しても明記した。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2012年2月9日