米大手投資會社TPGキャピタルは6日、中國で設立していた人民元建てファンド2本について40億元を調達したと発表した。これはTPGが定めていた資金調達目標の40%に相當する。TPGはすでに投資先を探し始めたという。
TPGのパートナ兼大中華區代表の王シン氏は、「今回の調達資金の9割が民間投資家の出資である」と明らかにした。2010年8月、TPGキャピタルは上海と重慶に人民元建てのファンドを設け、資金調達目標を100億元と表明していた。
TPGは中國市場に目をつけ、1994年から投資戦略を進めてきた。王シン氏によると、新しく設立した人民元建てファンドは、國家が奨勵する將來性のある産業と小売や醫療?衛生、新エネルギーなどTPGがこれまでに業績を上げた業界に照準を定めて、付加価値サービスを提供できる投資のチャンスを積極的に探っている。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2012年2月13日