第11期全國人民代表大會(全人代)第5回會議の記者會見が14日、北京の人民大會堂の3階にある「金色ホール」で開かれ、中國國務院の溫家寶総理が國內外記者の質問に答えた。
人民日報:不動産市場調整策に大きな関心が寄せられており、中央政府は強い決意を示し、強力な取り組みを行い、一部都市の不動産価格は低下し始めている。住宅価格がどこまで下がれば調整目標を達成したと言えるのか。また、経済成長の鈍化と地方財政の圧力により、不動産市場調整策を途中でやめることはあるか。
溫家寶総理:不動産市場は財政、金融、土地、企業など各方面の政策に関係し、中央と地方政府の利益関係、特に地方が土地を譲渡して得た大量の収入にかかわる。また、金融企業と不動産企業の利益にもかかわり、改革の障害はかなり大きい。
苦しい狀況の中、ここ2年の不動産市場調整策に光がさし、進展が見られたのはなぜか。まず、中國の調整の決意は確固たる揺るぎないものである。次に、中國は投機?投資的ニーズを抑制し、適切な政策措置を講じた。