さらに中間?ハイエンド向け製品の投入速度も加速させることによって、全製品の競爭力を高めたいとしている。ソニーモバイルの前身、ソニーエリクソンは、早くから中國市場に獨立した研究開発グループを擁しており、製品の現地化には十分な下地がある。しかし日本メーカーにはガラパゴス問題が依然として殘っており、そんな彼らがどのように中國市場に挑むかが注目されるところだ。「ガラパゴス問題は日本メーカー自身の問題ではなく、中國の攜帯市場の競爭環境の変化にあるのかもしれない」とアナリストの楊群氏は言う。
「日本メーカーが主戦場ととらえる中國3Gスマートフォン市場は、昔ながらの歐米メーカー以外に、中興や華為、レノボ、酷派などの中國メーカーがかつてないほど力をつけてきており、キャリアとの提攜市場においても多くのシェアを占めてきている。また金立や歩歩高、天語などのB級ブランドも社會的認知度が高まっており、多くのライバルがいる中でいかにしのぎを削っていくかが、日本メーカーが再び成功できるかどうかのカギになっている」と見方を示す。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2012年3月27日