日本の水産?食品大手であるマルハニチロホールディングスの子會社のアクリフーズは29日、群馬県の工場で生産された冷凍食品から農薬の成分である「マラチオン」が検出されたとして、すでに出荷された630萬食を自主回収すると発表した。
マルハは11月中旬より、「おかしな味がする」という、20件のクレームを受けた。調査機関の検査結果によると、冷凍ピザやコロッケなど4種類の商品の5點のサンプルからマラチオンが検出された。濃度が最も高かったコロッケの濃度は1萬5000ppmに達し、殘留農薬基準値の150萬倍に達した。
マラチオンはアブラムシなどの害蟲に用いられる殺蟲剤だ。これほど濃度の高い農薬が原材料の殘留物である可能性が低いことから、アクリフーズは何者かが意図的に農薬を混ぜた可能性があると判斷し、警察に捜査を依頼している。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年1月1日