中國上場企業(yè)の第２四半期業(yè)績がプラス成長となっている。通信?電子?コンピューターに代表される「ニューエコノミー」が経済成長の新たな原動力となり、國有企業(yè)改革も上場企業(yè)に新たな成長機會を與えている。２９日付中國証券報が伝えた。

中國経済は今、成長スピードを犠牲にしても不動産依存型の成長モデルから脫卻する時期にあると考えられる。そうすることで『新興と成長』を特徴とする新たなＡ株市場が誕生することになろう。

上場企業(yè)の２０１４年上半期の増益率は９．４％。そのうち第２四半期の増益率は第１四半期に比べて４ポイント高い１１．３％だった。また金融業(yè)を除くと、上半期の増益率は６．３％に低下するが、第２四半期の増益率は１０％となり、第１四半期に比べ７．９ポイント高くなる。

第３四半期の見通しについては、６割の企業(yè)が増益を見込んでいる。ただマクロ経済に下押しリスクがあるため、２０１３年ほどの大幅な増益はなさそうだ。