中國工學院の郭孔輝院士は9日、同日に四川省重慶市で開催された「2014中國自動車部品産業金融協調革新発展フォーラム」で、中國の自動車部品メーカーには協力強化を通じたコア技術のレベルアップが必要だとの見解を示した。10日付中國証券報が伝えた。
業界専門家は、「2014年に、交通部など10の政府部門が共同で『自動車修理業のモデルチェンジ?グレードアップとサービス水準向上の促進に関する指導意見』を発表したことで、自動車部品市場の発展に良好な政策的環境が作り出された。政策を追い風に、自動車部品メーカーが企業間の協力強化に取り組み、技術水準を高めてこそ新しい情勢下の市場環境に適応することが可能となる」と指摘している。
中國汽車工業協會(中汽協)の統計データによると、2014年の中國の自動車部品生産高はすでに1兆6000億元に達しており、ここ10年で年平均30%近くの急成長を維持している。
「中國証券報」より2014年12月10日