2015年6月27日、中國?北京で開催の世界シンクタンクサミットにおいて雲河都市研究院は「中國環境都市指標2015」を正式に発表し、環境、社會、経済の三項目及び総合ランキングにおける中國トップ20都市を公表した。
公表會は北京の中國大飯店にて行われた。同指標開発責任者である周牧之東京経済大學教授は先ず「中國環境都市化指標」について発表し、次いで「中國環境都市化指標ランキング」を公表した。今回発表する中國の地級都市以上の都市ランキングの中で、北京、上海、深圳、広州、蘇州が総合ランキングの第一位から第五位までを占めた。深圳市は「環境」項目でトップ、次いで廈門、海口、三亜、北京と続いた。「社會」項目では第一位から第五位までが北京、上海、杭州、広州、南京となった。「経済」項目では同様に、第一位から第五位までが北京、上海、深圳、広州、蘇州となった。
周牧之は席上、「中國環境都市化指標」が「立體的な視角で都市を分析」、「簡潔な構造で環境を可視化」、「価値判斷指向、認知先導」という三つの特徴を持つ。同指標は2年間にわたり國內外専門家が幾度も研究討論を積み重ね、中國都市化問題の知見、國內外の経験と教訓及び新しい理念を整理した上で作り上げた。
周牧之教授は、「中國環境都市化の物差しに、また都市評価の數値化バロメータともなる『中國環境都市化指標』の意義は、都市空間構造と立體分析の枠組みを造り上げたところにある。中國の都市の集約化及び持続発展のために科學的な政策と計畫手段たりうるものとなる」「この指標が、中國都市化の“數値化バロメータ”として、同國の都市化おける「數値による管理」に、大きく貢獻することを切実に期待している」と述べた。
?中國網日本語版(チャイナネット)? 2015年6月28日