「成果豊かな第12次5カ年計畫」報告會がこのほど、北京で開催され、國家発展改革委員會の寧吉喆副主任が第12次5ヵ年計畫期、特に中國共産黨第18回全國代表大會の開催以降に中國が経済?社會の発展の面で上げた輝かしい成果を総括し、対外貿易?投資の分野について、次のように紹介した。
第12次5ヵ年計畫期、特に中國共産黨第18回全國代表大會の開催以降、中國は國內?國際の市場と資源を統合し、東部?中部?西部をつなげ南部?北部を結ぶ対外経済ルートを構築し、國際協力の促進や競合における新たな優位の確立に力を入れてきた。特に習近平総書記が打ち出した「一帯一路」(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)の戦略的な構想は、対外開放の重要な戦略と新たなエンジンとなり、対外型経済レベルの著実な向上を促してきた。
一、持続的な改善が見られる対外貿易構造。「一帯一路」沿線諸國との貿易往來を強化し、輸出の安定化を維持し、輸入を増やした。中國の國際市場におけるシェアの維持に力を入れ、2014年の貨物貿易総額は4兆3000億ドルに達した。輸出製品の技術レベルが向上し、第一次産品の割合は4.8%に低下した。貿易會社の內訳がますます合理化され、外商投資企業の輸出入総額の割合は46.5%に低下し、民間企業の割合は36.4%に向上した。
二、変わらぬ外資に対する吸引力。外資利用の政策?外商投資企業の合法的な権益に対する擁護?各國企業の投資と経営によりよいサービスを提供するという方針は変わらず、2014年に実際に使用した外商の直接投資は世界トップの1196億ドルに達した。今年1-8月、新規設立された外商投資企業は昨年同期より10.7%増加し、投資を中止した企業數は22.4%減少した。こうしたデータの変化は、中國が依然として世界一魅力的な投資先であることを示している。
三、世界に行き渡る対外投資。中國資産の世界投資が加速し、資源不足の狀況は効果的に改善され、海外収益力も強くなっている。2011年から2015年上半期までの中國の直接的な対外投資は4466億ドルに達した。李克強総理が「設備の海外進出?國際生産協力を加速させることにより、開放型経済の新たな局面の形成や、中國経済と世界経済のハイレベルの融合を促進する」と強調したように、中國は近年、投資?企業開設、インフラ整備、産業パークの建設など様々な形を通して、17カ國と生産協力を展開し、バランスの取れた利益共有のグローバル産業チェーンを形成している。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2015年10月3日