ウォーバーグ?ピンカスが出資した易商集団は、京東などのEC企業に物流サービスを提供する最大のサプライヤーの一つに成長した。トムソン?ロイター傘下のIFRによると、易商集団は2016年の新規公開株(IPO)公募で、10億ドルの資金を調達した可能性がある。
アナリストと投資家は、物流業界の投資の急増により、倉庫の過剰供給が生じ、特に小規模な都市の賃料を下げていると指摘した。また參入したばかりの企業による競爭の激化で、北京や上海などの大都市での土地取得がより困難になっている。
不動産サービスのDTZグループは、2020年までに倉庫面積が年平均10%の成長を維持すると予想した。
カーライル?グループのアジア不動産事業擔當者のJason Lee氏は「特にECの成長率はGDP全體を大きく上回り、これが物流業界の需要を力強く促す要素となっている」と指摘した。
香港の不動産投資ファンド大手、ガウキャピタルパートナーズのKenneth Gaw氏は「ECの今後10年間の発展狀況を予想できないが、中國では現時點で最も成長率の高い業界の一つだ。中國は依然として世界最大のEC市場だ」と述べた。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2016年8月25日