2013年8月22日は、歴史に殘る記念すべき日となった。國務(wù)院が、中國のさらなる改革開放の道を探る「中國（上海）自由貿(mào)易試験區(qū)」の設(shè)立を正式に認(rèn)可したのである。中國経済が転換?アップグレードのカギとなる段階を迎える中、自由貿(mào)易區(qū)は、改革の推進(jìn)と開放型経済の水準(zhǔn)の向上のための試験場となった。その究極的な意義は、80年代の中國における経済特區(qū)の設(shè)立に匹敵するものとなる。

広東自由貿(mào)易區(qū)の総體プランに基づき、國家戦略に再び盛り込まれた橫琴エリアは今後、「観光?レジャー?健康」「ビジネス金融サービス」「文化?科學(xué)教育」「ハイテク」などの産業(yè)を重點(diǎn)的に発展させ、「文化教育開放先導(dǎo)區(qū)」と「國際ビジネス?サービスレジャー観光基地」を建設(shè)し、マカオ経済の適度な多元化発展を促進(jìn)する新たな場を打ち立てていく。より開放され、活力に満ちた橫琴が、中國南部に力強(qiáng)く頭をもたげつつある。

全國に経験を提供する改革の試験場

自由貿(mào)易試験區(qū)はその本質(zhì)から言って、経済體制や政府の役割などの多くの分野での改革が中心となる。上海と広東の両地區(qū)は、比較的堅固な商業(yè)の土臺を持っており、穏やかな改革の前進(jìn)を前提として、複製?普及可能な経験を容易に形成することができる。例えば商事登記制度改革は、広東自由貿(mào)易試験區(qū)に所屬する橫琴エリアや前海エリアなどでまず試行し、上海自由貿(mào)易試験區(qū)で推進(jìn)された後、全國に向けて大規(guī)模に普及されようとしている。

「橫琴における商事主體の電子証明カードなどの商事登記制度改革は非常に典型的なものと言える」。清華大學(xué)経済管理學(xué)院の白重恩?副院長は、橫琴の商事登記制度改革を高く評価している。白重恩氏によると、橫琴商事主體電子証明カードなどの商事登記制度改革は、上海自由貿(mào)易試験區(qū)や香港地區(qū)、シンガポールなどの地と比べても、「非常にうまく行っている」と評価できる。

橫琴新區(qū)管理委員會の牛敬主任は、橫琴は、上海自由貿(mào)易區(qū)とともに、中國の商事登記制度改革に貢獻(xiàn)する自信を持っていると語った。

商事登記制度改革は橫琴が持つ革新精神の集中的な體現(xiàn)と言える。橫琴自由貿(mào)易エリアはこれまでに、世界銀行「ビジネス環(huán)境の現(xiàn)狀」の評価體系指標(biāo)を基準(zhǔn)とし、企業(yè)を出発點(diǎn)?立腳點(diǎn)とし、2015年と2016年に橫琴エリア改革革新政策実施プランを相次いで制定し、重點(diǎn)分野と要となる部分での改革とブレークスルーを計畫的かつ段取り良く推進(jìn)し、複製?普及の可能な一連の経験を形成してきた。

清華大學(xué)の関連評価報告は、橫琴自由貿(mào)易區(qū)の改革革新措置を高く評価し、世界銀行の「企業(yè)開設(shè)」指標(biāo)によってはかれば、橫琴自由貿(mào)易エリアのビジネス環(huán)境はすでに世界の先端水準(zhǔn)に到達(dá)していると指摘している。

「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」2016年8月31日