150萬ドル以上の資産を持つ中國富裕層を対象にした調査によると、現在の中國富裕層は134萬人に上り、うち約80萬人(中國富裕層全體の60%)が海外に不動産を購入して移住する計畫があるという。調査は8月から10月にかけて行われた。露ウェブサイト「スプートニク」が11月8日に報じた。
胡潤百富のCEOで主席研究員の胡潤氏は、「今年の傾向は移民の範疇を越えており、多くがグローバルな資産分散と関係するものだ。中國の富裕層の主な目的は、資産の3分の1を海外に分散させることであり、不動産購入や海外での貯蓄が優先的に選択されている」と強調する。
報道によると、中國富裕層に最も人気のある移住先はアメリカだという。イギリス、カナダ、オーストラリア、シンガポールがそれに次ぐ。選択要因として教育、投資條件、移民政策、稅収、醫療サービス、ビザ、中國人の適応難易度がある。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2016年11月13日