電気推進貨物船が河川で航行する様子(1月18日撮影)
1月18日、浙江省湖州市港航管理局と上海瑞華集団有限公司が共同開発した500トン級の新エネ電気推進貨物船が専門家の審査を通過し、近く商業運航を開始する予定。新華社が1月18日に報じた。
同貨物船は、ディーゼルエンジンに代えてスーパーコンデンサー駆動型のリチウム電池推進システムを採用した。貨物船は1回の充電で200-300キロの航行が可能。充電時間は約6-8時間。スタートが速く、排ガスがゼロ、騒音も小さい。運営コストも同じクラスのディーゼル船の6分の1にとどまる。同貨物船は舊正月明けに運航開始の予定で、嘉興乍浦港と長興発電所埠頭の間を往復し石炭を輸送する。これと同時に湖州航區の3つの水上サービスエリアで充電設備を設置し、航行時の電力補給を行う。これは浙江省湖州市が、全國の河川水運モデル転換発展モデル地域を創設し、グリーン水運新エネルギー船の導入を進めた大きな成果だといえる。