中比関係は雨のち晴れとなり、中國?ASEAN関係の暗雲を払拭した。昨年は中國とASEANの対話関係構築25周年で、今年はASEAN創設50周年だ。25年は「銀婚」、50年は「金婚」だ。地域協力にとって、この2年間はめでたいことが重なっている。我々はフィリピンがASEAN議長國の職責を履行できるよう支援し、またASEANが共同體の建設を推進するため協力する。我々は互恵?ウィンウィンのパイを拡大し、相互接続と生産能力の協力を深め、中國?ASEAN自由貿易區のアップグレード版の交渉結果の早期実行を促進し、RCEP(地域包括的経済連攜)交渉の早期終了を促す。我々は國民の友好の絆を結び、中國?ASEAN観光協力年を共に成功に導き、雙方の人員交流を2020年までに延べ3000萬人にするという目標の実現に取り組むことで、人文協力を雙方の関係の新たな支柱にする。
我々はまた瀾滄江-メコン川協力の水準を高める。第1陣となる確定済みのプロジェクト45件の実施を加速し、瀾滄江-メコン川協力特別基金の申請を開始する。瀾滄江-メコン川協力の中國事務局が數日後に正式に誕生する。我々は瀾滄江-メコン川協力が周辺の利益共同體建設の看板になり、地域発展の格差縮小、地域一體化の推進に向けより大きな効果を発揮することを願う。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2017年3月8日