テンセントのモバイルゲーム『王者栄耀』が中毒防止措置を初めてとり、テンセントの株価は4日に大幅下落し、終値は前営業日より4.13%低い269.2香港ドルになった。
テンセント「営業収入と株価は1つの數字に過ぎない」
テンセントのモバイルゲーム『王者栄耀』は7月4日、未成年者のログイン時間を制限する中毒防止措置を開始し、12歳以下のプレイ時間を1時間に制限した。
同日、テンセントの株価は寄り付きから暴落し、前場に2.85%下落。後場も下落し続け、4.13%安の269.2香港ドルで取引を終えた。発行済み株式で計算すると、同日のテンセントの時価総額は1099億香港ドル減少した。
テンセントはまだ『王者栄耀』の営業収入を発表していないが、ゲーム業界研究會社の伽馬データは、『王者栄耀』の今年第1四半期の収入は55億~60億香港ドルになると予想。これらの収入の大部分が中國からとなる。券商中國は、A株市場上場會社の約94%は第1四半期営業収入が『王者栄耀』を下回ると見ている。
株価と時価総額の変動について、『王者栄耀』開発チームは「営業収入と株価は1つの數字に過ぎず、企業として正しい道を歩む」とコメントした。
テンセントの株価は『王者栄耀』リリース以降70%上昇