BRICS経済貿易閣僚級會議後の記者會見の様子
2017年BRICS経済貿易閣僚級會議が2日、上海で順調に閉幕した。同會議の議長を務めた中國商務部の鐘山部長は會議後の記者會見に出席し、會議の狀況を紹介し、成果を発表した。
紹介によると、今回の會議はBRICS模範電子稅関ネットワークの構築、BRICSサービス貿易協力ロードマップ、電子商取引(EC)協力イニシアチブの批準など、8つの経済貿易の成果があった。鐘部長は「今回の會議は今年9月にアモイで開かれるBRICS首脳會議の、経済貿易分野の重要な準備會議であり、BRICSの協力が次の『黃金の十年』に入ってから初めて開かれた経済貿易閣僚級會議だった。會議はこれまでの事業を引き継ぎ、次の事業を切り開くという重要な使命を擔い、非常に重大な意義を持つ」と述べた。
鐘部長の紹介によると、各國の共同の取り組みにより、今回の會議では「BRICS第7回経済貿易閣僚級會議聲明」が採択された。貿易発展の促進、投資円滑化の協力の強化、経済?技術協力の深化、多國間貿易枠組みの支持などをめぐり一連の重要なコンセンサスを形成した。