韓國平沢市政府の関係者が26日明らかにしたところによると、同市平沢港にあるHANA免稅店が今月30日に営業を停止して閉店する。過去約半年間に同國で閉店した唯一の免稅店だ。新華社が伝えた。
同店は総面積が441平方メートルに上り、毎年平沢市に18億ウォン(約1億7700萬円)の賃料を支払っていた。平沢港を経由して同國に入國する外國人観光客が急減したため、同店の売上高も激減していた。
同店は同市政府に賃料の値下げを求めたが、拒絶されたため、閉店のやむなきに至った。
韓國銀行が今月初めに発表したデータによると、韓國を訪れる団體旅行客が大幅に減少しており、韓國の上半期の航空輸送事業収支は過去最高の赤字を記録したという。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年9月28日