中國経済の全指標が改善されており、消費者と家庭の信頼感がこの20數年間で最も高い水準になっている。7月の消費者信頼感指數は114.6ポイントに上昇した(100ポイントは楽観と悲観の分かれ目)。ブルームバーグ(電子版)が12日に伝えた。
モルガン?スタンレー大中華區擔當の邢自強シニアエコノミストは「活力あふれる労働市場と所得増が、消費者の自信を支えている。中小都市が放出する消費の潛在力が、消費者の自信をさらに深める。これらの都市のさらなる所得増、政府の政策支援、インフラ投資、割安な住宅価格により、人々が消費に積極的になっている」と分析した。
多くの観測筋は、この世界2位の経済國の成長率に驚いている。今年第1-2四半期の國內総生産(GDP)成長率は6.9%に達した。中國國家統計局のデータによると、今年上半期の1人平均可処分所得は前年同期比7.3%増となった。さらに元高が進行し、この3カ月でアジアで最も高騰した通貨になった。
またニールセンがまとめた民間消費者信頼感指數は第2四半期に112ポイントに上昇し、2009年以降で最も高い水準となった。うち消費者支出意欲の指數も過去最高を記録し、就業の將來性と個人財務に関する指數も上昇した。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月1日