世界銀行は10月31日、報告書「ビジネス環境の現狀2018」を発表した。それによると、ビジネス環境の世界トップ3はニュージーランド、シンガポール、デンマークで、中國は78位だった。スイス紙「ノイエ?チュルヒャー?ツァイトゥング」の報道として「環球時報」が伝えた。
同報告書は2017年6月1日までのデータに基づき、10の面から世界の190エコノミーのビジネス環境を100點満點で評価したもの。
今回はランキングにおけるアジア?太平洋地域のエコノミーの動きがとりわけ目を引き、上位5エコノミーのうち4つがこの地域のものだった。得點を見ると、1位のニュージーランドは86.55點、2位のシンガポールは84.57點、3位のデンマークは84.06點。4位から10位には、韓國、香港地區、米國、英國、ノルウェー、ジョージア、スウェーデンが並んだ。同報告は、「こうした國?地域は企業に関する手続きがシンプルかつ迅速で、ビジネスルールの透明性が高い」と指摘する。
190エコノミーのうち、アジアの多くのエコノミーが著しい進歩を遂げ、上位5位のうち、韓國は前年の5位から4位に上昇した。その他の進歩を遂げたエコノミーをみると、タイは順位を20位上げて26位になり、ベトナムは16位上昇して68位に、インドネシアは19位上昇して72位になった。インドの進歩が特に目立ち、130位上昇して100位になった。