外國メディアは、報告によると、世界のスマートフォン市場は急速に拡大し、2016－2024年の複合成長率は7.9%になり、規模は5.8%増加する見通しだと伝えた。

　商品の競爭力を高めるため、アップル、サムスン、華為（ファーウェイ）、聯想（レノボ）、LG電子などのスマートフォンメーカーは、市場シェアと利益率を維持する為に自社のアプリケーションプロセッサー（AP）の開発に取り組んでいる。モバイルECが特に社會人の間で流行し、モバイルECが里湯できるスマートフォンの需要は増加している。インターネット普及率の上昇、メーカーのマーケティング活動やSNS利用者の増加が世界のスマートフォン市場成長の主な要因である。

　世界のスマートフォン市場のOSにはAndroid、iOS、Windows、ブラックベリー、ニッチなOS（Sailfish、Tizen、Ubuntu)、各メーカーのOS（設備メーカー、小売メーカー、EC）などがある。iOSの市場規模は2024年に5849億元に達し、複合成長率は9.1%、バリューシェアは49.8%になる見通し。次に大きいのがAndroidでバリューシェア47.1%、複合成長率6.7%。販売臺數を見ると、世界スマホ市場におけるAndroidのシェアは2016年末時點の69.3%から2024年には70％に上昇する予想。Androidの2016年のバリューシェアは50.7%だが、iOSの販売シェアは46.2%になる見通し。

　世界スマホ市場は北米、ラテンアメリカ、西歐、東歐、日本以外のアジア?太平洋地域（APEJ）、日本、中東とアフリカ（MEA）に分かれる。APEJは主導的地位を維持するが、2016年のシェアは33.7%、2016年末時點の市場価値は2219億6000萬ドルになる予想。北米とラテンアメリカの2016年のバリューシェアはそれぞれ17.5%と12.3%、中東とアフリカは成長幅が最も大きく、成長率は13.4%になるとみられる。

　また同報告は世界スマホ市場のリーディング企業としてサムスン、アップル、ファーウェイ、レノボ、LG電子、TCL通信、中興通信（ZTE）、Vivoを紹介した。

「中國網日本語版（チャイナネット）」　2017年11月10日