消費の寄與度が54.9%から58.8%に、サービス業(yè)の比率が45.3%から51.6%に、ハイテク製造業(yè)の年平均成長率が11.7%に達した、――過去5年で、質の高さが中國経済の発展に絶対的に求められるようになったが、各分野が供給側の構造改革を軸に、新たな原動力の育成に注力したことで、経済構造の高度化が著実に加速し目覚ましい成果が上がった。
■消費の高度化が新たな成長をけん引
全國人民代表大會代表で、海南省副省長を務める毛超峰氏は、「消費の寄與度が54.9%から58.8%に上昇したのは、構造改善と原動力転換の結果であり、中國の経済成長エンジンの構造がこれまでのような投資依存型から消費?投資?輸出協(xié)調型に向かい、第2次産業(yè)主導型から3つの産業(yè)の共同牽引型に転換したことを示す」と述べた。
各種新興産業(yè)と現(xiàn)代サービス業(yè)の発展に伴い、2018年の消費の経済成長に対するけん引作用は60%を超える可能性もあるという。
■サービス経済に新たな活力
全國政協(xié)委員で、國務院発展研究センターの副主任を務める王一鳴氏は、「40年の急速な発展を経て、中國ではサービス経済へのモデル転換加速に向けた経済基盤と技術的條件、制度環(huán)境が基本的に整い、サービス業(yè)の発展は全面的に躍進する重要な時期に入った。生活型サービス業(yè)から見ると、ネット消費、情報消費など新興消費が盛んになり、新型消費の業(yè)態(tài)が大量に出現(xiàn)した。生産型サービス業(yè)では、製造業(yè)のバリューチェーン向上により、研究開発?設計?標準?サプライチェーン管理?販売網?物流配送など生産型サービスに対する需要が急速に拡大している。消費構造の高度化加速が供給構造の調整改善、サービス業(yè)全體のレベル向上に力強い原動力を供給した」と語る。