IFA展2018(ベルリン國際コンシューマ?エレクトロニクス展)が8月31日に開幕した。IFA展のメイン會場の入り口に8つの広告スペースがあり、うち6つを華為(ファーウェイ)、ハイアール、長虹、レノボ、美的が占めている。別の會場の入り口はTCLのネイマールを起用した広告が占め、海信も大型露天広告を出している。
中國企業が勢いを見せている。IFA展に8回目の參加となるTCL集団の會長兼CEOの李東生氏は、「中國企業とブランドが全體的に臺頭している。始めは臨時會場だったが、現在はメイン會場に入り、ブース面積も拡大している。中國が強大化し、中國の家電企業の強大化を支えている」と話した。
市場の流れに逆行して成長
2018年上半期、TCL、ハイアール、海信などの中國企業の歐州市場売上高は大幅に増加した。TCLの上半期の歐州売上高は約70%増加し、ハイアールも約30%増加、海信の18年1~7月の歐州市場における自主ブランドテレビ販売臺數は前年同期比47.3%増加した。しかし、これは基數が低いことと関係している。
また、多くの中國企業が外資ブランドを買収したことも企業の海外業務発展を後押しした。
美的國際の趙文心社長によると、同社は歐州市場で「ダブルブランド」を実行。同社は2年前に東芝の白物家電業務を買収し、東芝家電業務は歐州市場でバリューブランドと位置付けられ、美的ブランドとともに勢いがある。
本當のトップブランドになるにはまだ時間かかる