陳傑氏はQFIIの投資傾向について「大型優(yōu)良株と白馬株（情報(bào)開示が進(jìn)み、業(yè)績良好、低リスクの銘柄）への選好度が高い」と指摘。上場企業(yè)の2018年第3四半期決算報(bào)告によると、QFIIは當(dāng)期に280銘柄の株式を買い増し、持株數(shù)は合計(jì)で100億4700萬株、時価総額は1380億元に上る。滬股通や深股通と同様に、QFIIの投資対象は主に銀行?食品飲料?家電?バイオ醫(yī)薬?不動産などの大型優(yōu)良株に集中し、セクター別の時価総額はそれぞれ377億7400萬元、178億5200萬元、154億1400萬元、120億9100萬元、68億1300萬元に上るという。

　しかし、陳傑氏は外資の投資戦略について、必ずしも同じ傾向が続くというわけではなく、QFIIが選好するセクターは大きく変わる可能性があると語る。2018年第2?第3四半期にQFIIは優(yōu)良成長セクターを大幅に買い増しした一方で、一部の白馬株を売卻、2019年も引き続き新たな変化が起こる見通しだ。海外投資家はファンダメンタルズを基に持株の調(diào)整を行う可能性が高く、市場のトレンドに対する判斷と密接な関係があるという。