中國婚博會が統計した近年の展示會データによると、中國人のウェディング消費は増加し、業界の客単価は上昇し、消費増加と多様化の傾向が表れていることがわかった。
成都市で9日に開かれた中國婚博會春季展に、世界16カ國の1000ブランド以上、300社超が參加し、4萬組以上のカップルが訪れた。同日の取引額は1億5800萬元に達し、うちウェディングフォトは4500萬元、ジュエリーは3100萬元だった。
中國婚博會集団の肖長虹常務副総経理は、若者のニーズは多様化し、消費は増加しているが、挙式の準備に時間をかけることは難しく、これは若者の新消費概念を反映していると話す。中國婚博會データセンターの統計によると、以前は挙式準備に平均半年かけていたが、カスタマイズニーズが高まり、業界で商品の質を重視し消費を保障する傾向が強まっているという。
肖長虹氏は、「データを見ると、以前はテーブルの數が多かったが、現在は10~15のテーブルの洗練された挙式が人気がある。展示會を通し、業者も消費者の新たなニーズを知り、商品とサービスを改善すると同時に、若者の消費習慣に合わせるようになっている」と話した。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2019年3月16日