國家エネルギー集団オルドス石炭液化支社が明かした情報(bào)によると、中國が自主建設(shè)した初の100萬トンクラス石炭液化産業(yè)化裝置が生産テストに成功してから、1周期の稼働時(shí)間は大幅に延長した。

　國家エネルギー集団オルドス石炭液化支社の王建立総経理によると、最初の設(shè)計(jì)値は310日だったが、技術(shù)改良と設(shè)備改造を経て、最近3周期の稼働時(shí)間は420日、410日、415日となり、設(shè)計(jì)値を大幅に上回った。これは、中國の100萬トンクラス石炭液化の技術(shù)と裝置のレベルが成熟化していることを意味する。

　この生産裝置は內(nèi)モンゴル自治區(qū)オルドス市伊金霍洛旗にあり、投資額は100億元超、中國が自主開発した技術(shù)に基づいて建設(shè)され、現(xiàn)時(shí)點(diǎn)で世界唯一の100萬トンクラス石炭液化産業(yè)化モデル裝置である。2008年に生産テストに成功し、2011年に稼働を開始した。

　石炭液化は石炭クリーン高効率利用の主な方法。記者が見たところ、同社が生産したディーゼルオイル、ナフサ、ガソリンなどの製品はミネラルウォーターのようにクリーンである。2018年の同社のディーゼルオイルなどの石油製品生産量は約85萬トン、石炭液化アスファルトなどの副産物の生産量は70萬トンだった。

　王建立氏は、「原油を加工して作るディーゼルオイルと比べて、石炭液化で生産するディーゼルオイルは比重が大きい、安定性が高い、凝固點(diǎn)が低いなどの特徴があり、硫黃含有量は検測できないほど低く、國六排出基準(zhǔn)を満たす上質(zhì)のエコ燃料である。中國は石炭が多くガスが少なく、石炭液化産業(yè)の発展はエネルギーの安全保障、石炭クリーン高効率利用の推進(jìn)において重要な意味を持つ」と話した。

「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」2019年4月18日