第3回輸入博覧會まで殘すところ20日もなくなった。コピ?ルアク、植物肉、醤油味アイスー中國國際輸入博覧局が開催した、第3回輸入博覧會6大展示エリア特別説明會で発表された情報によると、食品?農産物展示エリアは第3回輸入博覧會で最も人気の展示エリアと言える。世界の約100カ國?地域の1000社を超える企業が、「舌の上のチャンス」の発掘に訪れる。
國家會展センター(上海)輸入博覧會展覧部副総経理の周伶彥氏によると、第3回輸入博覧會の食品?農産物展示エリアは3つのパビリオンを使い、約100カ國?地域の1000社を超える企業を集める。そのうち世界トップ500社及びリーディングカンパニーは30社弱で、世界の美食の「集約地」と呼べる。「感染対策プランの全體要求に基づき、輸入博覧會は入境展示品グリーンルートを提供すると同時に、食品の防疫検査を強化する。特に冷凍展示品については全フロー閉ループ管理を実施し、試食に出す展示品を完全に加熱するといった條件をつける」
グローバル健康食品企業のダノンの大中華區副総裁の周志剛氏は、「輸入博覧會効果を利用し、當社の新商品発売効率を大幅に高め、販売ルートをさらに切り開く。昨年の輸入博覧會で展示した40種弱のスター商品がすでに、家庭內の新たな顔になっている。當社は第3回輸入博覧會で、200種弱の商品をお披露目する」と紹介した。
ニュージーランドの乳製品大手であるフォンテラの大中華區副総裁の韓勵氏によると、同社は第3回輸入博覧會に多くの「世界初公開」「中國初公開」商品をもたらす。うち安佳プロバイオティクスは、同社が中國人消費者の特徴と結びつけ研究開発する革新的な商品だ。
「大中華區はコロナ禍の逆境の中、業績成長を実現した」韓氏によると、フォンテラは第2回輸入博覧會の開催期間中に、総額182億元以上の多くの協力契約を結んだ。「輸入博覧會効果」の受益者である同社はすでに、輸入博覧局と今後3年間の長期出展協力覚書に署名した。
フランス農業食品委員會の駐中國首席代表の李蓓氏によると、フランスの乳製品企業8社と果物?野菜企業4社が集団で出展し、200平方メートルの展示ブース內でリンゴ、キウイ、乳製品などを展示する。「昨年の開催期間中、我々は上海でアジア初のフランス公式乳製品體験店『法酪小屋』を設立した。多くのフランスのチーズ製品が中國市場に試験的に進出できるようにし、消費者からも好評を博した」
輸入博覧會の準備が最終段階に入るにつれ、出展企業がウォーミングアップを開始している。輸入博覧會に出展される同じ商品が、事前の各種展示會及びオフラインイベントでお披露目されている。
キリン(中國)投資有限公司の営業戦略部高級部長である聶勤氏は、「感染癥の影響を受け、飲食店のビール販売量が減少したが、ネット通販の商品の売上は前年同期比で130%以上も増えている。中國市場は消費の需要が大きい。中國のマーケティング環境のさらなる改善により、當社が日本とほぼ同時に発表したノンアルコールビールなどの革新的な商品は、各種イベントの試飲で市場の許容度が高いことが分かった。さらに多くの新商品が輸入博覧會でお披露目される」と述べた。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2020年10月19日