米連邦準(zhǔn)備制度理事會(huì)（FRB）の持続的かつ大幅な利上げなどの各種要素の影響を受け、中東諸國(guó)でこのほど持続的かつ大幅な通貨安が生じ、物価が急激に上昇している。國(guó)民経済及び生活に強(qiáng)い衝撃が及んでいる。

　トルコ?リラの対米ドルレートは20日に1ドル＝18.31リラで、前年と比べ50％超、年初と比べ35％超の通貨安になっている。

　レバノンは1997年よりレバノン?ポンドの対米ドル固定レートを採(cǎi)用しており、公式レートは1ドル＝1500ポンド前後で維持している。ところが並行レートがこのほど下落を続け、19日に1ドル＝3萬(wàn)9000ポンドと過(guò)去最低を更新した。

　通貨レートが比較的堅(jiān)調(diào)なエジプトであっても、エジプト?ポンドの対米ドルレートは過(guò)去半年で20％超下落した。

　自國(guó)通貨の大幅な下落と同時(shí)に、中東諸國(guó)で物価上昇率が持続的かつ急激に上がっている。トルコ統(tǒng)計(jì)局のデータによると、同國(guó)の8月の消費(fèi)者物価指數(shù)（CPI）は前年同月比で80.21％上昇し、過(guò)去24年で最高となった。チュニジアの物価上昇率は11カ月連続で上昇し、8月には過(guò)去30年で最高の8.6％になった。イスラエルの今年7月の物価上昇率は年率換算で5.2％と、2008年10月以來(lái)の最高値を示した。

　FRBの利上げの他にも、一部の國(guó)は経済構(gòu)造が脆弱であるか、戦亂と不安定な政局が長(zhǎng)年続くかで経済成長(zhǎng)の原動(dòng)力が乏しく、外部要素からの影響を受けやすい。

　通貨安と物価上昇は、中東の一般人の生活に深刻な衝撃を及ぼしている。新學(xué)期を迎え、子供の文房具の購(gòu)入による出費(fèi)はかつて微々たるものだったが、トルコの保護(hù)者は今や強(qiáng)い圧力を感じている。二児の母は、「すべてのモノの価格が倍になったので、必需品しか購(gòu)入できない」と述べた。

　オックスフォード?エコノミクス新興市場(chǎng)研究主管のスターン氏は、「一部の新興國(guó)は経済危機(jī)の臨界點(diǎn)を迎えている。さらにドル高が進(jìn)行すれば、ラクダの背骨を折る最後の藁になるだろう」と述べた。

　「中國(guó)網(wǎng)日本語(yǔ)版（チャイナネット）」2022年9月23日