今年は「一帯一路」構想が打ち出されてから10周年に當たる。このほど開催された國連気候変動枠組條約第28回締約國會議(COP28)でのさまざまな話し合いにおいて、すべての參加國は、國際協力と平和的発展の促進に対する「一帯一路」共同建設の豊富な成果を高く評価すると共に、世界のグリーン開発推進における中國の大きな役割を稱賛し、南南協力などの枠組みにおけるグリーン協力の拡大に期待を示した。
8日に開催された第11回気候変動に関する南南協力ハイレベルフォーラムで、國連南南協力事務局(UNOSSC)のディマ?ハティブ事務局長は気候変動に関する南南協力について、発展途上國がグリーンで低炭素なモデルに転換するために特に重要だとの見解を示した。中國が打ち出した「一帯一路」共同建設構想は、発展途上國が気候変動協力を強化するための良好なプラットフォームと機會を提供し、模範的な役割を果たしたとしている。
ラオスのボンカン?ヴォラチット天然資源?環境大臣は、中國がグリーンエネルギーと低炭素エネルギーの利用において世界的リーダーとなっており、南南協力の積極的な実踐者であり支援者でもあると述べた。ラオスと中國の協力によって建設されたビエンチャン?サイセター低炭素モデル區は、環境に優しく持続可能な開発のサンプルで、エネルギー消費、炭素排出、化石燃料使用の削減で大きな成果をあげている。
ボツワナのフィルダ?カレン環境?天然資源保護?観光相は、中國が専門知識の共有、資金の援助、技術交流の促進を通じて溫室効果ガスの排出削減、気候変動への対応力強化、持続可能な開発の促進に対する世界的な取り組みに貢獻してきたと述べた。
「一帯一路」グリーン開発國際連盟が8日に主催した「一帯一路」低炭素モデル転換協力シンポジウムで、同連盟副會長で元國連事務次長のエリック?ソルヘイム氏は「グリーン開発は『一帯一路』共同建設の鮮明な基調」として、中國が世界の再生可能エネルギーの開発に大きく貢獻し、発展途上國の経済発展とグリーンかつ低炭素モデルへの転換において、革新的な原動力をもたらしたとの見解をしている。
マラウイのマイケル?ウシ天然資源?気候変動相は記者に対し、グリーン開発がマラウイと中國の重要な協力分野となっており、特に災害リスク管理などの協力において新たな成果を継続的にあげていると説明。「我々は『一帯一路』共同建設協力に大きな期待を寄せており、両國の協力は今後さらに大きな成功を収めると思う」と話した。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2023年12月24日