商務部電子商取引(EC)司の責任者は、2024年1-5月の中國のEC発展狀況を紹介した。中國のECは今年に入り、消費の回復及び好転の促進、デジタルと実體の融合の促進、國際経済?貿易協力の拡大において積極的な力を発揮しており、ビジネス分野のデジタル化水準が持続的に上がっている。商務部がウェブサイトで発表した。
EC消費が市場の潛在力を引き出す。オンライン販促イベントはけん引力が強い。商務部は「雙品ショッピングフェスティバル」の開催と、「618」イベントの前倒しを指導し、1-5月のオンライン小売額が12.4%増の5兆7700億元となった。うち実物商品オンライン小売額が社會消費財小売総額に占める割合は24.7%で、1-4月より0.8ポイント上がった。デジタル消費は見所満載で、AI関連製品が20.8%増となった。ECプラットフォームは下取りの中樞として大きな力を持ち、関連製品の配送範囲が全國の96%以上の都市部に拡大。洗濯機、家具、攜帯電話などの主要品種の増加率が5月に上がり、それぞれ33%、21.3%、20%にのぼった。
シルクロードECの國際協力が掘り下げられた。セルビアやバーレーンとEC協力覚書に新たに調印し、「シルクロードEC」パートナー國が32カ國に拡大した。中國とアイスランドはEV関連の製品及びサービスのマッチングを行った。上海「シルクロードEC」協力先行エリア制度型開放が加速し、越境互助通関などの3件の高基準制度イノベーションの成果が長江デルタで広まった。「シルクロードEC」協力研修センターはパートナー國向けに300回以上の訓練を行い、「シルクロードEC」國際シンクタンク連盟を作り、パートナー國國家館が26に増加した。
越境ECが輸出に占める割合は第1四半期に7.8%に上がり、輸出の1%以上の増加をけん引した。デジタル企業の海外進出の良好な環境を積極的に構築し、デジタル分野の対外直接投資規模が持続的に拡大した。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2024年6月26日