商務部の関係責任者は16日に開かれた國務院報道弁公室の記者會見で、外國からの投資への一連の奨勵措置を打ち出し、レベルの高い対外開放體制のメカニズムの最適化をしていくと表明しました。
関係責任者は、「外資による市場への參入基準を引き続き緩和し、新版の外資參入ネガティブリストを早急に発表する。電気通信やインターネット、教育、文化、醫療などの分野において秩序ある開放の拡大を推進していく」と述べました。
同時に、「外國の投資家による上場企業への戦略的投資に関する管理方法」を改正することで、外國の投資家による上場企業への戦略的投資に対する制限をさらに緩和し、外國の投資家の投資ルートを拡大し、より多くの良質な外資による中國の資本市場への長期投資を誘引していくとのことです。商務部はまた、「外商投資奨勵産業目録」を改訂し、奨勵項目をさらに増やしていく方針です。外資企業に國民待遇を與えることを実行し、外資企業が(経営に必要な各種の)要素の取得、資格許可の獲得、基準制定、政府による調達で中國の事業者と同じ待遇を得ることを保障していきます。
記者會見では、第5回多國籍企業リーダー會議青島サミットが8月27日から29日に山東省青島市內で開催されることも発表されました。これまでに參加が確認された多國籍企業の関係者は473人で、うち海外からの參加者は370人とのことです。
「中國國際放送局日本語版」より 2024年8月17日