國際銀行間通信協(xié)會(SWIFT)がこのほど発表したデータによると、7月の金額についての統(tǒng)計に基づくグローバル決済通貨ランキングで、人民元が過去最高となる4.74%を占め、世界4位の決済通貨としての地位を9カ月連続で保った。
7月の人民元建て決済額は前月比13.37%増。すべての通貨の決済額は全體で10.29%増だった。
グローバル通貨としての人民元の貿(mào)易金融市場におけるシェアは7月に6%にのぼり、ドルに次ぐ2位となった。2カ月連続でユーロを抜き、シェアの差は前月の0.07%から0.17%に広がった。
中國銀行海南金融研究院の巣真研究員は「証券日報」の取材で、「人民元の國際的な決済シェアの向上は各種要素の相乗効果によるものだ。まず、中國の安定的なマクロ環(huán)境とファンダメンタルズは、人民元の國際的な地位向上の基礎(chǔ)だ。次に、中國の日増しに拡大する貿(mào)易額は、人民元の越境流動の主な支えだ」と述べた。
人民元の世界の「友達の輪」が広がり続けていることに要注目だ。19日に発表された情報によると、中國人民銀行とベトナム國家銀行は協(xié)力了解覚書に調(diào)印した。雙方の自國通貨での決済、通貨スワップ、越境決済などの分野の協(xié)力をさらに促進する。
中國人民銀行は「2024年第2四半期中國金融政策執(zhí)行報告書」の中で、「人民銀行と域外金融當局が調(diào)印した二國間自國通貨スワップ協(xié)定の中で、6月末の域外金融當局による人民元運用殘高は1045億元で、人民銀行の外貨運用殘高は約4億8100萬ドルと、二國間貿(mào)易及び投資促進に向け積極的な力を発揮した」とした。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」2024年8月26日