パリ時間25日、中國財政部は中央政府を代表し、仏パリで20億ユーロのソブリン債を発行した。うち3年物は12億5000ユーロで、利回りは2.517%。7年物は7億5000萬ユーロで、利回りは2.738%。
中國財政部は発行前に國際投資家と深く意思疎通し、現在の中國経済の情勢と改革発展の見通しについて説明した。國際市場に向け、高水準の対外開放を確固不動の姿勢で推進する中國の決意を伝えた。
中國財政部によると、國際投資家は積極的に購入を申し込んでいる。投資家のタイプは多様で、地域が広く分布している。購入申請額は計162億ユーロで、発行額の8.1倍。うちアジアの投資家は51%で、歐州は36%、中東は5%、オフショア米國は8%。政府系投資家の割合は26%で、銀行は51%、保険は4%、ファンドマネージャーは19%。
JPモルガン?グローバル?コーポレート?バンキング大中華區責任者の黃健氏は、「今回の発行は國際投資家に中國経済の発展に參加する、魅力的な投資チャンスを提供した。これは未來の中國系発行者の域外でのユーロ債発行に向け価格決定基準を提供した。これはまた中國が國際金融市場にさらに融合する重要な措置で、中國の國際金融市場における影響力と発言権の強化を促す」と述べた。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2024年9月27日