中國の南京大學(xué)の発表によると、同校の朱嘉教授や中國科學(xué)院の陳駿院士らは塩生植物の水分蒸発プロセスを模倣することで、塩湖の水から効率的かつ環(huán)境にやさしい形で高純度リチウム塩を抽出した。これは中國高原塩湖リチウム産業(yè)のグリーンで質(zhì)の高い発展を後押しする見込みだ。國際的な學(xué)術(shù)誌「サイエンス」が27日、関連成果を発表した。
同校の科學(xué)研究チームは塩生植物水分蒸発の原理を利用し、「界面光熱」塩湖リチウム抽出「裝置」の開発に成功した。モジュール式組立により、同裝置の面積を持続的に拡張し、リチウム塩の生産量を増やすことができる。「より重要なことは、この裝置が太陽光で稼働でき、追加の電力及び化學(xué)薬剤を必要としないことだ。特に日照資源が豊富だが生態(tài)環(huán)境が脆弱な高原地帯での応用に適している。エネルギー消費(fèi)量が少なく環(huán)境にやさしい」
同チームは次の段階で、高原で産業(yè)化試験を?qū)g施する予定だ。高原各種塩湖の異なる物理化學(xué)的特性に基づき裝置の設(shè)計(jì)をさらに最適化し、各方面からの支援を受け実用的な塩湖リチウム鉱生産ラインの早期形成を目指す。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」2024年9月29日